ADHDの生き方探し

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1発達障害 3生き方・働き方

No.81メモ術

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皆さんメモをちゃんと取れていますか?メモを取ろうと相手の言葉を聞いているのになぜか頭が真っ白になり何を書けばよいか混乱した経験はないでしょうか?特に発達障害だとマルチタスクが苦手で聞くのに意識を使い過ぎて、書く方まで注意が回らないという声をよく聞きます。

なぜメモを取ると混乱するのか?相手の言葉に集中し過ぎて思考停止になるからです。思考停止になるのは相手の言葉の意味を理解できないからです。そうならないためには有益なメモの仕方を理解しておく必要があります。

どうすれば有益なメモになるのか?

1.「記録」のメモと

2.「思考活性」のメモ

これを使い分ける必要があります。学校でノートをどう書いたかを思い出してください。多くの人は受け身の姿勢=先生の板書や発言内容を一字一句その通りにノートに写していたと思います。これは1.の記録のメモです。でもこれで頭に入る人は視覚記憶の高い人だけでしょう。

人間が情報を頭に入れるには書いた内容を自分自身で考え(=思考活性)なければなりません。そのためには主体的・能動的な姿勢で自分の言葉に置き換える必要があるのです。目から、耳から入る情報をそのまま書くより、自分で考えた・感じた言葉をメモする方が圧倒的に記憶に残ります。

人間の脳の話をすると、相手の言葉をそのまま書き写している、1.「記録」メモの時は言語野と運動野しか働いていません。これはノートのときには、聴いている状態とペンを持つ手を動かしている状態に過ぎず、2.「思考を活性化」させるメモの時に働く前頭前野外側部は活動しません。メモをとる前に

相手の言葉や記事の意味を理解しようとすること

が大事です。そのためには受け身の姿勢で他人の言葉を丸写しするのではなく、主体的、能動的に自分の意見をひねりだし書くのです。

もし小中学校に通うお子さんがいるなら、復習より予習に重きを置くべきで、教科書なり参考書を必ず読んで学校に行くよう言った方がいいです。理由はシンプルで、予備知識なしに先生の話している意味を理解するのは難しいからです。

そして授業では先生の板書や発言を一字一句写すのではなく、あえて

「教科書に書いていない」

「先生が発言していない」

言葉で書き込むようにする、自分の思った事を書くのです。こうする事で自分でものを考える訓練ができ、脳を活性化することができます。

結論

結局メモ術の極意は

知らないことを認識する

ことです。メモを取っている時は認識が起きず、しばらく経ってから「あ、こういう事か」と時間差で認識できることもあります。いずれにしても頭の中ではっきりしない曖昧な概念をぶち壊すためにメモをとる。そうすることで、新しいものの見方ができるようになります。

まとめ

●ノートをとる目的

50点 忘れないよう記録しておくため

60点 知らなかったことを書き留めるため(知識の習得)

100点:自分の考えをまとめるため

●ノートに書くこと

50点 相手の言葉

100点 自分の言葉

100点 自分の感想

●判断する能力

50点 言葉・文字どおりに解釈している

50点 言葉や文字になったことは事実だと思っている

100点 言葉や文字になったことの真意を理解している

100点 時には疑ってみる

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