ADHDの生き方探し

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1発達障害

No73.人事のお仕事(再雇用)

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最近会社であったことなのですが、ある再雇用の契約社員の契約内容を変えたいという相談がありました。

対象者は定年後に法律により雇用することが定められている「定年後再雇用」されている方(高年齢雇用安定法では定年退職した人は引き続き65歳まで雇用することが義務付けられています。ちなみに数年後には70歳までが義務化される見通し)なのですが、最近周りとのコミュニケーションがうまくいかない上、仕事にも支障が出ているとの上司の苦情があり、勤務時間と職務を変えたいという内容でした。

その上司を交えた打ち合わせをすると、4月から部署の人数が減ったので、皆の担当業務を少し増やしたところ、その人だけが「今までと同じ業務じゃないとできない」と駄々をこねているとのこと。

上司からすると今までの業務の応用でできるはずだし、本人もそんなに忙しい感じに見えないのになぜ強硬に拒むのか分からないとその上司。その再雇用者はその上司のかつての先輩だったこともあり、「再雇用となった身分でもワガママ言えば通用すると思っているんじゃないか?」と上司は言います。

この時点でADHDの私には「ひょっとしてこの人ってお仲間なんじゃないかな~」的な想像がぼんやりと浮かんできました。やろうとしても本人が努力ではできない何かがあるのかなと・・・

そこから堰を切ったように上司の愚痴が始まります。「そもそもあの人、風呂に入っていないのか、体臭か加齢臭のきつさで女性職員から苦情きているんだよね。スーツの襟にもフケみたいな白い粉ついているし。」正直これは業務に関係ないんじゃないかな?と思いつつも今はスメハラって言葉もあるしむげにはできません。

更に上司と業務の追加の件で匂いの指摘をされた際に感情を害したのか、ティシュケースでバリケードを作るようになったり、頻繁にトイレに行って出てこなくなったり、それを上司が指摘すると、今度は会社の医務室に行ってしまってそのまま早退する(しかもその連絡を上司に言わず産業医にお願いする伝言形式)という業務に大きな影響が出るようになりました。

結局産業医に相談して、本人の精神状態を踏まえて労働時間(1日6時間→4時間勤務)と職務(システムを使った事務処理から社内メール便の配送やコピーのような軽微な庶務に変更)を変えることで上司も納得し、契約内容を変更しました。給与は大幅にダウンです。

おそらくこの人発達障害をお持ちじゃないかなと思うのです。(ルーティンを崩されるとパニックになるあたりがASD寄り)。業務変更の指示のやり方(事前のマニュアルの用意)、匂いの指摘の仕方(別室での対応)など。。。もうここまでこじらせるとあとは職場では腫れ物扱いになってしまうなぁと。特性はどうにもできない部分ですが、配慮は必要ですね。あと本人にも見られる自分を想像して身だしなみをもう少し気を付けてほしかったなぁと思った先日でした。

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