たまに出るお母さんの子育て悩みの備忘録(メモだけ)
No | 悩み事 | 解決の方向性 |
1 | 子どもと一緒にいてイライラする | 親だって1人の人間です。どんなに可愛い我が子でも(特に専業主婦なら)ずっと一緒にいれば機嫌の悪い日もあれば、疲れたり、精神的に落ちる日だってあります。子供も同じです。つまり毎日万全の状態なんてドラマの世界です。 |
2 | 家事育児に達成感がない | 学校や会社と違うのは、周囲の評価がないことです。頑張っても家の中では子どもしかいないし、子どもが褒めてくれる訳でもないし。そもそも家事や育児というのは「ここまで」っていうゴールがないのです。諦めましょう。 |
3 | 家で抱えるモヤモヤをどうすればいいの? | 身内と話しましょう。まずは夫。夫が「俺も疲れているんだ」なんて言おうものなら24時間家事育児をする妻のストレスを思い切り語ってあげましょう。夫がいない場合は親しい友人に。それもいなければライフハックオプチャでちょっとくらいグチっても構いません。気持ちの分かる仲間は多いです。 |
4 | その夫が家では何もしない。ストレス原因なんだけど… | 何をしてほしいか具体的に伝えましょう。「言わなくたってやるもんでしょ?」という考えは主婦の大変さが分からない夫には理解できません。「子供の服を脱がせてお風呂に入れて」「タンスからパンツとシャツとズボンを出して着せて」など具体的なミッションを受けた方が規律で動く男は対応しやすいものなのです。あと男に完成度の高さを期待するのは諦めましょう。やってくれさえすれば良しの慈悲の心で見守りましょう。主婦のあなたとはレベルが違うのです。下手でも褒めればどんどん動くのが男です。 |
5 | 怒らないように叱ってるけどやっぱり子どもが言う事聞かない | 叱らずに誉めて育てましょう、とは言いません。ただ「叱ったら言うことを聞くのか?」を考えてみましょう。悪ふざけは叱るのもいいでしょう。でも本人がやろうとしてできない事や性格的にできない事を叱っても効果は期待できません。あと叱るときは子どもに言い分を与えましょう「どうしたの?」と言うだけで子どもは自分の行動や気持ちに気づけるようになります。 |
子どもへの声かけ
1 | 褒める/叱る | 子どもの具体的な行為を見つけて指摘。同じ行動をとる(次回から反省する)ようになる。 褒める例△→「よくやった」〇→「~ちゃんを手伝ってあげたのはよかった」 叱る例「大声で叫ぶと周囲に迷惑だろ」 〇→「大声で叫ぶのを家までがまんできなかったのが残念だった」 |
2 | 褒めるとき | ①今までできなかった事ができた≧②誰かの役に立った≧③良い行いをした |
3 | 叱るとき | ①人の心を傷つけた≧②人に危険が及んだ≧③やるべき事をしなかった |
留意点(大人にも共通する)
褒めるとき5つ
スモールステップで褒める | 小さな点をたくさん褒める。自己肯定感の向上に直結 |
本気で褒める | 口先のウソは子どもほど敏感に見抜く。親が喜べないなら褒めない。 |
ご褒美を与えない | 褒められる行為をご褒美との比較で判断するようになる |
アメリカ風のスキンシップ | 触れ合い大事。ハグは無理でもハイタッチくらいはできるはず。 |
できれば性格で褒める | 行為は義務感の可能性もある。性格を褒めてこそ喜ばれる。 |
叱るとき5つ
行為だけ叱る | 人間性を叱れば人格を否定されたと感じ自己肯定感が下がるだけ。 |
その場で叱る | 時間が立てば行為の臨場感も下がる。鉄は熱いうちに打つ。 |
失敗を叱らない | チャレンジ精神は褒めるべき。結果が出ないならむしろ見守る。 |
人や数字と比べない | 劣等感を感じ自己肯定感が下がる。順位や偏差値も同じこと。 |
親の気分で叱らない | 叱るのが親のイライラや不安を伴ってはいけない。冷静に一貫性を持つべし。 |
年齢別の接し方
年齢層 | ポイント |
保育園・幼稚園まで | 叱る前に理由を聞いてやってはいけない事を教える。(ある程度のわがままは許す) |
保育園・幼稚園 | わがまま以外を敢えてしからない。(準備不足や礼儀作法はまだ早い。個性を尊重) |
小学校入学時 | 自分の事は自分でやらせ行動に責任を持たせる。(安易に人のせいにさせないため) |