ADHD苦手な人の1つにモノの片づけがあると思いますが皆さんはいかがでしょうか?
私は最近ヤフオクやメルカリで不要な服や本などを処分しまくって大分減ってきてはいるのですが、一定数減ると今度は買いたくなる衝動が出てきてまた増えてしますんですよね。日経新聞でモノの片づけに関する良い記事があったのでこれを私流にアレンジして実践してみましたのでご紹介します。
そもそもなぜ部屋がモノであふれるのか?あったモノを片付けられないのか?を考えてみると、
・必要かどうか考えずに買って物がたまる。
・収納のキャパを考えずに物を増やす。
・出したところに物を戻さず行方不明になる。
が考えられます。とはいえそのコントロールができないのがADHDの悩みどころです。ではどうやって改善すればいいのでしょう?日経新聞土曜版の記事を読んで、解決方法には整理整頓の切り口が必要になることは理解しました。ちなみに日経新聞には書いていませんでしたが、整理というのは物を捨てる、整頓は出したものを元の場所に戻すという意味です。物が多すぎるのは整理のアプローチで、収納方法がよろしくない場合は整頓のアプローチで対処します。
0.箱の用意(段ボール10個)
書いたとおりです。仕分けたものをいれる段ボール箱を10個用意しましょう。
1.整理編(分けて捨てます)
1-1整理(ジャンルで分ける)
まず自分で決めたジャンル「生活」「仕事」「趣味」くらいの3つのジャンルで分けます。分け方は利用シーンでも誰が使うか(例「自分」「家族」「家族以外」)でもなんでもいいので自分でルールを決めるのが大事です。
そして3つというのも大事です。4つでもいいのですが、次の使用頻度で分ける際に仕分けに悩みますのでご注意を。逆に2つに減らしてもいいですが、ざっくり過ぎるのも悩みます。こうやってまずは3つのジャンル単位でひたすら分けます。
1-2整理(頻度で分ける)
次ぎに使用頻度で分けます。時間は「毎日」「1年に1回」「1年に1回も使わない」くらいで分けます。この時間軸は変えない方がいいでしょう。月に1回、週に1回つかうものは「毎日」に入れていいです。アクシデント的に使う礼服や季節で使うスノボ用品は年1回ジャンルくらいでいいと思います。こうやって3つのジャンル×3つの使用頻度で分けましょう。
1-3整理(捨てるものを決定)
9ジャンルをそれぞれ9個の段ボール箱に入れます。最後に残った1個の段ボールに捨てるものを突っ込みます。貧乏性の私はここで売りに出してしまうのですが、それでもいいです。売るか捨てるかを決めてどんどん突っ込みましょう。売れないものはずっと放置せずに期限を決めて捨てましょう!
1-4整理(売るものを決定)
不用品の中には一部売れるものがあります。簡単に捨てる前にヤフオクかメルカリに出品してみましょう。中古品を知人の目に入るのはちょっと・・・という人は匿名配送で送りましょう。なお私はネコポスやゆうパケットのA4サイズ(厚さ3cm)に限定しています。理由は①送料が安い(1kgまで170-175円)②匿名配送で送れる③このサイズなら多少在庫保管してもかさばらない。ためです。このサイズで割と短期間で売れるものは以下のとおりです。
種類 | ルール |
1.小説/マンガ | 3週間で売れないものは最低価格(メルカリなら300円)まで下げて、もう3週間粘る。それでだめなら廃棄 |
2.シャツ | かさばる冬物は9-2月に出品して残りは3月に廃棄。夏物は5-9月に出品して残りは10月に廃棄。 |
3.専門書 | 教科書/塾テキスト/資格本/自己啓発本は年中ニーズがあるので1年間は出品し続ける。最悪最低価格にしておけば売れる。 |
2.整頓(収納します)
次は捨てない9個の箱の中のものを部屋に収納します。部屋の間取りや収納スペース(棚の有無等)にも寄るので決め事はシンプルです。
決め事1. よく使うもの→手前か下の方に収納(例:押入れの手前の方、ベッドの下)
決め事2. あまり使わないもの→置くか上の方に収納(例:引き出しの奥、タンスの上)
これでジャンジャン片づけましょう。奥行きがあるものはよく使うものほど前に、そうでないものは奥にしまいましょう。
3.定位置決め(大事なものだけ)
探すのに時間のかかる財布、スマホ、保険証や会員カード類、鍵なんかの置き場所を決めましょう。定位置を決めれば探す時間と手間を省けます。細かく決めすぎると決めたことを忘れるリスクや嫌気がさすリスクがあるのであまり手を広げすぎないように気を付けましょう。
そしてもう1つ。定位置を決めたものだけは使用後は戻しましょう。そうじゃないと決めた意味がありませんので。そのためにふせんを貼っておくのも有効です。
以上が整理整頓のアプローチでした。お役に立てれば幸いです。