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2思考のクセ・他者理解

No.18(思考のクセ)幸せ体験のコピペ

投稿日:2020-05-16 更新日:

私は夢や目標を立ててもどうもそれに向かって進み続ける事ができないのですが、これって割と皆さんがお困りの事なのではないかと思い、今回は夢や目標の実現で大事な要素について本を読んだ内容を書いてみます。

未来の記憶

現代コーチング理論によると夢や目標を設定した後は、達成後の臨場感を現状の臨場感に負けないくらい高める必要があるそうです。例えば入社1年目の社員が「社長になる」と夢を持ったときに現状の臨場感(上司からの指示をただひたすらこなすだけの日々を送る)に負けて「やっぱり社長になるのは無理がある」と思ってしまい、無意識は「夢(社長)は偽物だ」として、結局、現状(平社員)に寄っていってしまいます。実際にできる人がどれくらいいるかは分かりませんが、平社員としての仕事をこなしつつも心は毎日社長になりきった状態で仕事をし続ける必要が出てくるわけです。

普通に考えるとそんな意識で仕事をしている人はごく少数でしょう。ここに夢や目標達成の難しさがあるわけです。ではどうやって実現していない状態で臨場感だけを高めるのでしょうか?そのための具体的方法に「未来の記憶」を作るというものがあります。「未来の記憶」というのは、ゴールを達成した自分の姿や成し遂げた状態などの未来に起こるべき出来事を、「既に起こったこと」あるいは「現在起こっていること」と感じる事ことです。これができれば、高い臨場感を獲得していることになります。では実際の記憶ではない未来の記憶を作るにはどうすればいいのでしょうか?

幸せ体験をコピぺする

例えば皆さんはこれまでの人生で「嬉しい」とか「楽しい」といった気持ちを味わったことはあるでしょうか。ものすごく成功したという体験がゼロでも思い出せば「友達に服装を褒められて嬉しかった」「ペットがじゃれてきて楽しい」などのちょっとした幸せを感じたエピソードはあると思います。こうした体験はもっと大きな夢や目標を達成するための財産です。なお幸せな感情というのは、「嬉しい」「楽しい」「気持ちいい」「清々しい」「誇らしい」の5つが基本です。

もし具体的な幸せ体験を思い出せない人は、日々のちょっとした「嬉しい」「誇らしい」などの心の揺れ動きに「忘れないようにしよう」と意識するようにしましょう。そしてこういった幸せ体験をする度に、頭の中に幸せな感情を置くスペースを作っておき、必要な時にその幸せな感情を思い出せるようにしておくといいようです。スペースの中に幸せな感情を増やしていくと、たくさんの幸せ感をいつでも思い出せるようになるのです。そして夢や目標を設定した際に、このスペースから幸せな感情を貼りつける(コピペ)ようにするのです。これをすることで、「夢を達成してうれしい」とか「目標を達成して気持ちいい」というように、未来のイメージに幸せ体験の感情が生まれていくことになります。このようにして未来の記憶という漠然としたイメージに、実際に味わった幸せな感情がプラスされることで臨場感が高まり、ゴールに向かおうとするモチベーションも上がり、幸せ体験を求めて自然にそのゴールへ近づこうとするのだそうです。ゴールそのものは抽象的だったとしても、達成している自分の姿というのは具体的なので臨場感も出しやすいはずです。

とはいえ未来の目標に対し「過去の幸せ体験を結びつけて臨場感を高める」という作業は最初は難しいかもしれません。一流アスリートは今までの自分の記録やパフォーマンスを超えるために数少ない過去の幸せ体験「大会で優勝した爽快感」「厳しい練習に打ち勝った誇らしさ」を未来の記憶に結びつけて「自分はできる」という作業を日常的にやっているそうです。一流アスリートをイメージできない場合はご自身の恋愛はいかがでしょうか?付き合えるかどうかまたは付き合って間もない頃は会えない日には相手のことを一日に何度も思い浮かべたりするものです。それと同じように、夢というゴールに対して恋愛感情を抱く、寝ても覚めてもそのことを思い出してしまうくらいまで行けば臨場感は相当高まっていることになります。

五感も使う

夢の実現とは、現実という物理空間の臨場感と脳内にある未来のゴールの臨場感との戦いです。その臨場感が高い方が現実化するのです。現実世界は実際に見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わえるため非常に強いです。これに打ち勝つには、相当強い臨場感が必要です。これには夢のイメージを作りながら、五感を使って思い出すようにする効果的です。誇らしい場面であればその場にいる人たちの顔(視覚)だけではなく、その時に聞こえる歓声(聴覚)、求められた握手の感覚(触覚)、もらった花束の匂い(嗅覚)、祝賀会の食事(味覚)などの五感を伴うことで、よりいっそう臨場感が高まります。更にそれが実際の体感から来るものであれば、かなり高い臨場感を得ることができるはずです。

幸せ体験がなぜ必要なのか?

幸せを感じているということは、脳内にセロトニンという神経伝達物質が出ています。長時間の運動や勉強、仕事をやっている最中にハイになった経験はありますか?苦しくて仕方がない状態から突然ものすごく気持ちがよくなってしまう現象です。体や脳を酷使したりストレス与えると体の細胞が苦痛を感じます。その痛みを和らげようとして、ベータ・エンドルフィンが出ます。そしてその後にセロトニンが出て幸せ感に至ります。このように皆さんがこれまでの人生で得た幸せ体験は苦しんだ後にたどり着く貴重なものです。集めて置いておいて思い出せるようにできると非常に役に立ちます。複数の幸せ体験をコピぺしてもかまいません。複数貼りつけることで、イメージはより強化されますから、自分のゴールにどんどんと近づいていく事でしょう。

まとめ

・日常の幸せな感情5つ「嬉しい」「楽しい」「気持ちいい」「清々しい」「誇らしい」

・幸せ感情を脳内のどこかに意識する

・夢や目標を設定した際に幸せな感情を結びつけて臨場感を高める

脳が「達成した」と錯覚して夢や目標に向けてモチベーションが上がる

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