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No.10就労移行支援2(就職率と定着率)

投稿日:2020-05-03 更新日:

以前就労移行支援についての記事を書いたのですが、①自分に適した就職先が見つかるか?②就職後長期勤務ができるのか?といった疑問が湧いてきたので、就職率定着率について調べてみました。また就労移行支援での就職についてや、事業所選びの際におさえておきたいポイントについて解説します。

特性・能力に適した就職先は見つかるか?

まず「就労移行支援を利用すれば自分の特性・能力に適した就職先が見つかるのか?」という疑問については本人の努力+利用した事業所の方針との相性次第のようです。就労移行支援を提供する事業所は全国に3,400ヶ所以上、NPO法人や社会福祉法人、民間企業など様々な業態があります。就労移行支援の内容もそれぞれの事業所によって異なるので、どうしても支援内容に差ができてしまうことがあるのです。

正しい事業所選びをすれば、理想の就職先が見つかりやすい」とも言えます。これは「就職率」と「定着率」にも関係します。ということでまずは就労移行支援事業所選びに失敗しないための方法を学ぶことが肝要なようです。

就労移行支援事業所選びの確認ポイントは4つ

1.自分が必要とするカリキュラムや作業トレーニングが受けられるか

就労移行支援事業所に通う目的は一般企業への就職を実現し、職場に長く継続して勤められるか(職場定着できるか)です。希望する就職を実現するために就労移行支援事業所でビジネススキル習得やビジネスマナーなどを学ぶのですが、これらカリキュラムが用意されているかを確認する必要があります。例えば、事務職を希望するのであればExcelやWordなどを学ぶことができるか、Webデザインを希望するのであればデザインに関するカリキュラムがあるかなどです。

2.就労移行支援事業所が就職率と定着率を発表して、かつ実績があるか

1)求人に対しての就職率とは?
就職率とは、就労移行支援制度を利用した人の中から実際に求人に応募して就職に成功した人の割合のこと。高い方が就労移行支援事業所としては優秀になります。

2)雇用後の職場定着率とは?
職場定着率とは、就職後、一定期間にどれくらいの割合で継続的に働くことができているか、職場に定着できているかという数字です。この職場定着率を測る期間は、就労移行支援事業所によっては3ヶ月や6ヶ月などまちまちですが、職場定着率も、就職率と同様に数字が高い方が優れた就労移行支援事業所と言えます。

3)どっちの率が重要?
就職率よりも職場定着率を重視する利用者は多いそうです。なぜなら就職率は「満足している」「満足できない」にかかわらず、就職に成功した人の割合なので希望していないが無色よりはマシと考えて就職した方もこの就職率の中に含まれます。もちろん希望する職場に勤めることができた方もいますがこの辺が微妙なところです。そこで、注目したい実績が、どれだけ仕事を継続できたか、職場に定着できたかを示す「職場定着率」。この職場定着率は、いわば「どれくらい就労移行支援制度利用者が満足して働き続けられるか」を示す数字実績です。それでは、障害を持つ方の就職率と職場定着率は一体どれくらいのものでしょうか?

3.就職率と職場定着率はどれくらいが平均?

就職率を見てみると、平成27年度社会福祉施設等調査によるデータでは全国平均は22.4%となっています。そして、就職に成功した方の職場定着率はどれほどかというと、2017年の障害者職業総合センターが調査した「障害者の就業状況などに関する調査研究」では1年後の職場定着率は発達障害の方で約7割、精神障害者の方で約5割となっているというデータがあります。

4.その他の就労移行支援事業所を選ぶポイント

自宅から事業所まで通いやすいか?

就労移行支援制度を利用される方はもちろん障害や難病を抱える方になります。障害や難病を抱えていると、就労移行支援事業所までの負担が大きくなりがちです。結果就労移行支援事業所を選ぶ際には自宅からなるべく近く、公共機関の利用が最小で済む様に選ぶのが良いでしょう。駅近くに事業所を構えているか、というのもチェックポイントの一つです。

事業所の施設内の雰囲気は良いか?

最短で数ヶ月、最長で2年間、就労移行支援事業所に通うわけですから、事業所の施設内の雰囲気が良いかは大事なポイントです。雰囲気に関してはスタッフに活気があるか、利用者の男女比が偏りすぎていないか、年齢層はバランスが良いかなどを考慮すると良いでしょう。

スタッフ対応はきめ細かいか?

一人一人に合わせたカリキュラムを用意しているか、または各自治体にあるハローワークや人材派遣事業所と強いつながりがあるか、そしてスタッフの熱意が高いかの対応も大事なようです。特に就労移行支援事業所に通う方は精神障害、身体障害、発達障害など様々です。また年齢や性別、経験の差など様々な違いがあるためそういう方々にどれだけ満足度の高い対応ができるかどうか見極めは大事です。もちろん、おすすめできない就労移行支援事業所は就職率や職場定着率にも如実に結果や実績として現れてきます。
スタッフの力というよりは事業所の方針もあるのでしょうが、各自治体にあるハローワークや人材派遣事業所と強いつながりがあるかも大切です。就労移行支援事業所は職業斡旋所ではないので、直接仕事や職場を紹介したりはしません。しかしハローワークや人材派遣会社と密なコミュニケーションをとり、一人一人の希望する職業を見つけるお手伝いができる就労移行支援事業所でこそ、結果として就職率や定着率が高くなります

最後に個人的なつぶやき

障害年金申請の準備、ほぼ最終局面で、あとは診断書をもらえば必要書類が全て揃い年金事務所へGOという状態まで来ています。その診断書を取りに行ったわけなんですね。ちなみに診断書費用ですが16,500円かかりました。同じ病院で他の診断書が4000円~6000円なのに対し、障害年金はこれはかなりのお値段です。ちなみに一般雇用で申請する私はそもそも年金が下りる保証もなく、仮に下りても厚生年金の3級(働きながら貰えるのはこれしかない)なのですが、申請にこれだけの費用がかかるのは痛手ですね

さて診断書を貰ったその場でチェックすればよかったのですが、実は過去に通っていた病院の病院名と通院歴の記載内容に間違いがあったんですよね・・・診断書をもらったのは先々週の金曜日。その時点で自分は診断書が正しいかどうか診療前に会計を済ませて診断書を受け取っていたしそこでチェックすることはできたんです。

なのに…「やったぁ、診断書ゲットだ。これで年金申請できる」という高揚感が強くて、先生がミスしたかもしれない点を疑う気持ちを余裕で上回っていたのです。結果、重要な部分のミスに気づけなかった。自分はADHDで衝動性が高いんだから、気持ちが高ぶることを計算に入れて、書かれている内容を疑うべきだったんですね。以上簡潔ですが反省を書いておきます。

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