ADHDの生き方探し

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1発達障害 4自己紹介

No.1自己紹介(ADHD)

投稿日:2020-04-04 更新日:

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ADHD

認知パターン

上のグラフは本田35式認知テストというテストを私がやった結果です。(5分くらいで終わりますので皆さんもぜひお試しを)これは人間が何かを理解したり覚えたりするときにどの感覚を使っているかを特性ごとに示したグラフです。

具体的には ①視覚 ②言語 ③聴覚 の3つで判断するのですが、私の場合

聴覚>言語>>>>映像 というバランスです。これは私のアファンタジア(後述します)という特性もあるのですが。定型発達者(発達障害ではない人)は上のグラフの真ん中のグレーの欄にバランスよく収まるのに対し、発達障害者(ADHD/ASD)はある部分の数値が高く、他の部分が低いといういびつなグラフになるわけです。

私は映像(目から入る情報)の認知が弱く見た物や文章を記憶することが非常に苦手なのですが、このような極端にできないという特性が発達障害者にとって日常生活や仕事での困りごとにつながるわけです。

ADHDを始め発達障害の中には一般人からすると飛びぬけて優位な認知を活かして仕事やスポーツや芸術で活躍している人もいますが、定型発達が多数の世の中ではこのバランスが悪さ(凸凹がはっきりしている)が非常にネックになるわけです。

私の特性

得意な事

1.想像力(基礎からの応用)

1を2とか3にするような現在ある考え方をベースにその発展形を考えるのは割と得意です。ただし0から1を生み出すよう斬新な発想はイマイチです。(少なくとも美的なセンスはないです)

2.聴覚情報処理(耳からの情報)

議事録は会社の新人時代からやっていましたが、聞いた情報をストーリーのようにして文字にまとめることは好きでした。

多分1.と2.の混合系だと思うのですが、小学校時代から班長や生徒会には立候補するくらい関心がありました。人の意見を聞いて自分の想像力でまとめることに面白さを感じられたからだと思います。

苦手な事

1.注意散漫

・手順通りにする作業の集中力が続かない。(特に関心の薄い内容)
・電話や話し声で直前にやっていた作業内容が頭から飛ぶ。
・調べれば済むことも「まあいいや」で結論を曖昧にして進める。
・締め切り、作業進捗など時間の見積もりを甘く見て間に合わない。
職場では軽率に行動しミスが多いという評価でした。

2.衝動性

・作業内容を終えたことに満足し、チェックせずに次の行動に移す。
・内容が複雑になればなるほど、早く終わらせたくなる。
・作業に優先順位を付けず、入ってきた順にとりかかる。
職場では大事な仕事を任せられないという評価でした。

3.多動性

・複雑な作業も単一作業と同じ時間でこなそうとする。
・人に割り振る仕事まで自分の仕事としてやってしまう。
職場ではせっかちで仕事のさばきが下手と思われていたでしょう。

半生を振り返ると、私は一度「これだ」と思うと他の選択肢の検討やそれを選ぶことの危険性を顧みず突き進むので、非常にリスク先行型でした。(そして自分の選択の根拠も、「その時の気分」や「たまたま目や耳に入ったもの」で大して信頼性のおけるものでもありませんでした…)

定型の世界は基本リスク回避を良しとする考え方なので、私は(たまに上手くできることがあったとしても)非常に危なっかしいやつと思われていたのだと思います。(自分もこう書いていて我ながら危なっかしい人間だな~と反省しています)

4.アファンタジア

私にはアファンタジアという映像記憶の欠如があります。これは発達障害を自覚する数年前に、ある勉強会に参加していたときに、気づきました。その勉強会で最初に「イメージ力を付ける練習」というお題でこんなセッションがありました。

講師「皆さん、今いる部屋の天井をみてください(皆が上を見る)。天井の壁紙は白ですよね?(皆がうなずく)」

講師「目をつぶってください。頭の中で天井を緑色に変えてください」(皆目を閉じながら何やら考えている模様)

多くの方は「こういうことかな?」イメージできましたか?多分多くの人はできたと思います。しかし私は意味が分からず、「目をつぶって頭の中で色を付けるなんてどうやればできるの?」というポカンとした表情で聞いていました。

漫画の1シーンのように何かをまぶたの裏に浮かべてみようとするのですが、目をつぶるとそこは色も形もない「真っ暗な世界」しか存在しないのです(まぶたが光をさえぎるので)。これがアファンタジアの特徴です。

どうも私以外の参加者は皆できているようなのです(人によって浮かぶ像や色の具体性は違うようです)。そのあとも「自分の周りに丸い球体を思い浮かべて自分の周りをグルグル回してみてください」などセッションは続くのですが、私はひたすら時間が過ぎるのを待つだけでした。

数年後に頭の中で映像を記憶したり再現ができない人のことをアファンタジアといい、人類の2%ほどが該当するということが分かりました。

アファンタジアという言葉を知り、私はこれまでの人生で98%の人が日常生活で無意識にやっていることができなかったことに色々気づきました。例えば買い物に行く前に見た冷蔵庫の中の風景、小説を読む際に映画のように思い浮かべる登場人物や情景のイメージ、10分間話して出て行った人の顔や服の特徴などは、注意してじっと見ていても何も思い出せません。

他にも見た風景や文字を真似て描く・書く作業がとても下手です。アファンタジアではない98%の人は真っ白な紙を見つめながら、そこに頭の中から浮かべるイメージを投影してそれをなぞるように書いていくのでしょう。

一方アファンタジアの自分はどう絵や文字を書くかというと、筆を走らせて、できた線を見ながら、それに続くような次の線を引きながら形を作っていく感じです。全体像から逆算して書けないので、遠近感のバランスがないし、絵や字が紙からはみ出たり収まらないなんてこともザラです。

まとめ

自分の得意不得意まとめるとこんな感じです

仕事 勉強 その他
得意 既存のアイデアを結びつける、アレンジを利かす、意見や主張を要約する 暗記、作文、リスニング 時間に制約がない場合の発想の深さ、表現する際の臨機応変さ
苦手 0から考える、決められた手順でやる、統一性を持たせる、正確にやる、時間を守ってやる 図形問題、文字量の多い読解、そろばん、写生、工作、書道 決まった時間に何かを始める、中断の多い作業、整理整頓、進捗管理

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